堀越峠旧道(B)。R162の中でもっとも有名な旧道分岐であろう。左:京都側分岐、右:峠付近のNTT無線中継所への分岐。
整備事業により小さな案内板が設置されている箇所もある。
(周辺) 堀越峠
堀越峠旧道(C)。R162の中でもっとも有名な旧道分岐であろう。
この分岐より小浜側に門谷トンネルがあり、当然、このトンネルにも旧道が存在する。堀越峠への旧道の陰に隠れ、Webでもあまり記録の
無い箇所であるが、門谷トンネルと堀越トンネルが同時期の竣工であることから、同時期に旧道になったと思われる。
この区間の旧道は完全に廃道となっているが、深見峠旧道と同様に車道跡として見れば十分な幅を持っている。
京都側はバイパス造成時に改修されて堀越峠への旧道には接続していない。
門谷トンネル旧道と堀越峠旧道の接続を考えると、小浜側分岐は改良後の取り付け道路であると推測される。
左:堀越峠旧道小浜側分岐(実は取り付け道路)、右:門谷トンネル旧道小浜側分岐(門谷トンネルの小浜側抗口から分岐する)
門谷トンネルの小浜側にも旧道跡が存在する。堀越峠から門谷トンネルを巻いてきた旧道は門谷トンネルの小浜側抗口前を一旦横切った後に
現道に合流し風穴洞門へと向かう。風穴洞門前に広い路肩があるがこれも旧道跡と思われる。左:門谷トンネル旧道から小浜側を撮影。
右:風穴洞門側から門谷トンネル小浜側抗口を撮影。
堀越峠からロックシェッド群により下ってきた現道は道の駅洞門を最後に名田庄の集落に降りてくる。旧道は道の駅洞門の手前で別れ
棚橋の集落を通って小浜方面へ向かう。旧道を通った場合は道の駅を通らない。
左:京都側分岐、右:猿橋(昭和31年7月竣工)を渡る。
左:棚橋(昭和31年5月竣工)を渡り野鹿の滝へ向かう県道771号線と分岐する。右:小浜側分岐
(周辺) 道の駅 名田庄、野鹿の滝
横折地区に新しいバイパスがある。旧道も2車線・舗装であるが西半分は山崩れ・落石などで状態は悪い。
東半分は集落があるため通行に支障は無い。
左:京都側分岐、右:横折橋(昭和37年3月完工)を渡る。
小浜側分岐