右折

右折1 右折1

左図:右折時はハンドルを切らず、できるだけ中央によること。
右図:ハンドルを切り、車が直進方向に対して傾いていると、その分幅を取り、後続車や対向車の進入スペースを妨げることになります。

検証

【事例1】直進方向に対して0度(ハンドルを切らずに右折待ち)とすると、右折車が占有する幅は1700mm。 残りは1300mmなので三叉路(右折のみ)の場合は後続車は通れませんが、交差点の場合は交差道路にはみでることで進行は可能となります。 対向車輌は右折車に妨げられる事なく進行可能です。三叉路の場合も500mmはみ出れば、対向車輌は 2500mmの幅が残るので進行は可能。 後続車は100mm(10cm)残るだけなので、難しいですが、進行は不可能ではありません。 (10cmなら後続車は無理していくべきではないですが…)

【事例2】直進方向に対して30度傾いているとすると、直進方向に対して、3820mmの幅を占有することになります。 道路の幅が3000mmなので、自車線を塞いでさらに対向車線側にも820mmはみでることになります。対向車線側の残り幅は 2180mmなので、 1700mmの車が通ると残り380mm。すなわち両側に20cm以下の幅で通り抜けることになります。交差点で幅が広がっていることを考慮しても 後続車の進行は困難、対向車もかなり注意して通り抜ける必要があります。

【事例3】直進方向に対して45度傾いていると、直進方向に対して4520mmの幅を占有することになります。 自車線を塞いでさらに対向車線側にも1520mmはみでることになります。対向車線側の残り幅は1480mmなので、1700mmの車が通るには 交差道路側にはみ出る必要があります。すなわち対向車線側からみると右折車は大変「邪魔」ということになります。
(注意事項)また、万一追突された場合にハンドルを切っていることにより対向車線側にはみでることになり、より危険になります。 右折先の横断歩道を歩行者・自転車が渡っている場合も有り、あせらないことが重要。

次の事例は、わき道から大通りに出るような場合です。
左図:安全に右折するためには手前車線(左行)と向こう車線(右行)がともに通行可能になる必要がありますが、 交互に通行がある場合などは曲がるタイミングが無いことになります。 右図:無理に曲がろうとすると、車線をふさぐことになります。空いている場合は問題ありませんが、無理せず左折をするべきです。
ところで、この車いつになったら曲がれるのでしょう??
右折1 右折1

運転術メニュー運転術メニューへ

メインメインへ

inserted by FC2 system