バイパス
概要
バイパス道路(バイパスどうろ)とは、市街地などの混雑区間を迂回、または峠・山間部などの狭隘区間を短絡するために新しく建設された道路です。
もともとの道路は旧道と呼ばれます。
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市街地
拡幅の場合は、道路沿いの人家や店舗などを移転させましたが、バイパスの場合は別ルートで建設します。
もちろん、バイパスは基本的に片側一車線以上が確保され、線形も無理なカーブなどがないように設計されます。
また、最近は右の図のようにバイパスと旧道の交差点(分岐点)では旧道側がバイパスに対して直角になるように改修されることが多くなっています。
おそらく、旧道側からの合流が安全にできるように配慮されてのことです。
before
after
山間部
山間部では、山側にトンネルを掘ったり、谷側に橋を架けます。実際には拡幅・トンネル・橋梁の組み合わせで改良されます。
トンネルと橋梁については次項以降で扱います。
左:山側にトンネル、右:谷側に架橋
実例
バイパスの例:国道162号線棚バイパス。旧道との合流部では線形が改良されています。
左:改良前、右:改良後・旧道は奥の交差点(緑線)で合流します。旧道跡(黄線)はガードレールで通行できないようになっています。
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