橋梁

概要

橋(はし、橋梁、きょうりょう)は、人や物が、谷、川、海、窪地や道路、線路などの交通路上の交差物を乗り越えるための構造物です。 ここでは道路橋梁について解説します。 Wikipediaの解説を読む

本流の橋梁

本流に架かる橋は、特に河口に近いほど長くなります。古い時代のものはできるだけ短くするために川に対して直角に架けられていますが、 技術が進んだ近代のものは、道路の線形が滑らかになるように架けられています。
本流

実例

本流の橋梁の例:国道41号線笹津橋。
本流 本流 この地図は、国土地理院発行の2.5万分の1地形図(八尾)を使用したものである。
本流 本流
左:北から新旧の橋を見る。旧橋は南詰めで突き当たり、左折する。右:南側から見る。現橋はカーブで滑らかに進む。
本流 本流
この地図は、国土地理院発行の2.5万分の1地形図(八尾)を使用したものである。
なお、現道の笹津橋はなんと5代目で、旧橋は4代目です。地図のルートを通る2代目の橋台が付近に残っています。
左が親柱を移設したもの、右が橋台です。対岸にも橋台が残っています。上は公園になっており橋の創設者を記念したものです。

支流の橋梁

支流では、本流に注ぎ込むところは広くなっているため、本流の場合と同様に山側に回りこんで橋を架けていました。 新しい橋では回り込まずに直線で橋を架けていますが、その分長くなっています。
本流

実例

支流の橋梁の例:国道168号線芝崎橋。
支流 支流 この地図は、国土地理院発行の2.5万分の1地形図(猿谷貯水池)を使用したものである。
支流 支流
旧道は山すその地形に沿っていますが、新道は谷側になっています。さらに新道はトンネルによってショートカットしています。 右:新橋と旧橋を比べると規模の違いは明らかです。

特殊な例1

国道168号線七色高架橋。
高架橋 高架橋 この地図は、国土地理院発行の2.5万分の1地形図(伏拝)を使用したものである。
高架橋 高架橋
さらに大規模になると、全線橋となります。旧道は山すそに沿ってうねうねと進みますが、少し谷側に橋を架け一気に進みます。
左:非常に長い区間が橋になっています。写真では分りにくいですが、高さもかなりあります。右:左が旧道、右が新道です。道幅もかなり違います。

特殊な例2

旧国道150号線石部海上橋。
海上橋 海上橋 この地図は、国土地理院発行の2.5万分の1地形図(焼津)を使用したものである。
海上橋
旧道は山すそに沿って進んでいます。大崩海岸という地名のとおり、旧道時代に大規模な崩落があり洞門が破壊されたため、新道は海上に迂回しています。
なお、現道はトンネルで回避しており、鉄道・高速を含めるとわずかな間にトンネルがひしめく有数の険しい地域となっています。

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